芥川龍之介の童話について

2018-05-21 08:56李奕瑛
世界家苑 2018年4期
关键词:芥川時代仙人

李奕瑛

1.芥川龍之介の生い立ち

芥川龍之介(1892年3月1日~1927年7が24日)は、主に日本の大正期に活発の文学活動を行った耽美主義一派の小説家であり、号は澄江堂主人(ちょうこうどうしゅじん)で、俳号は我鬼である。1927年7月24日の未明に自宅で睡眠薬の過多摂取により、35歳で彼の11年間に及ぶ短い文学的な生涯が閉じされる。彼の短い文学生涯に反して、残されている作品は量的に少なくない。インタネット上の『青空文庫』だけでも、公開されている彼の作品375点を確認することができる。その中には、166篇の短編小説と生涯に一遍しか書いてない長編小説それに数が膨大なエッセイと旅行記また文学評論などが含まれている。芥川龍之介の天才的な文学的気質は主に彼が書いた短編小説により認められており、生涯に一遍しか書かなかった長編小説は世間から認められることはなかった。

フランスのギ·ド·モーパッサン(1850年8月5日~1893年7月6日)やロシアのアントン·パーヴロヴィチ·チェーホフ(1860年1月29日~1904年7月15日)それにアメリカのオー·ヘンリー(1862年9月11日~1910年6月5日)のように主に短編小説を書いており、日本の大正時代の文壇を風靡した短編小説大家であると言えるだろう。そのような意味で、芥川竜之介の死(1927年)は大正時代の終わり(1926年)と重なるので、或る意味で大正文学の終わりを象徴する意味でも論じられている。

2.芥川龍之介の童話

芥川龍之介の生涯においての166篇に至る短編小説のうち、『劇作三昧』(1918)や『地獄変』(1919)年それに『沼地』(1920)などに代表される芸術至上主義を信奉する短編小説があるかとしたら、『羅生門』(1915)と『鼻』(1916)のように日本古典からストーリを借用して日本の大正時代を生きている人間たちのエゴイズムを批判する小説もあり、『河童』のように日本の大正時代を生きているインテリたちの心の葛藤や悩みを書いている小説もある。それに、彼の短編小説の中には、『蜘蛛の糸』(1918)や『杜子春』(1920)のように古今中外の古典からストーリを借用して、日本の大正時代を生きている子供たちの啓蒙と教養のために書いた一群の児童文学も存在しているということは看過できない部分である。

1918年、「日本の児童文化運動の父」と呼ばれる鈴木三重吉は、児童雑誌『赤い鳥』を創刊した。これをきっかけにして芥川龍之介は鈴木三重吉の請託を受けて雑誌の『赤い鳥』増刊号に初めて童話作品―『蜘蛛の糸』を発表した。その後、芥川は主に『赤い鳥』を中心に童話作品を相次いでを発表する。しかし、その雑誌に収録された作品のほかに、どのような作品が児童文学に属するか、現在でも研究者の間で意見が分かれている。

研究を進める前に、まず芥川の童話作品はいくつあるか、どの作品まで童話に定義できるか。それらの問題を解決する必要がある。

まず、『芥川龍之介大事典』の「児童文学」の項に含まれる作品と発表誌は、「蜘蛛の糸」『赤い鳥』、「犬と笛」『赤い鳥』、「魔術」『赤い鳥』、「杜子春」『赤い鳥』、「アグニの神」『赤い鳥』、「三つの宝」『良婦の友』、「仙人」『サンデー毎日』、「白」『女性改造』、「白い子猫のお伽新」、「三つの指輪」未完、「トロッコ」『大観』、「百合」未完、「桃太郎」『サンデー毎日』、「虎の話」『大阪毎日新聞』、「猿蟹合戦」『婦人公論』、「教訓談(かちかち山)」『現代』、「物臭太郎(部分)」など17の作品が含む。

つぎ、各論で芥川の児童文学作品をどのように区分けているかを紹介したい。

滑川(1958)は芥川が児童文学的意識を持って書いた作品としては、「蜘蛛の糸」「犬と笛」「魔術」「杜子春」「アグニの神」「三つの宝」「白」の七編を挙げた。このほか、尾崎(1970)は「蜘蛛の糸」「犬と笛」「魔術」「杜子春」「アグニの神」「仙人」「三つの宝」「白」の完成品を八編を紹介した。

また、関口(1982)は芥川には、未完品一つを含めて九編の童話を述べた。それは、「蜘蛛の糸」「犬と笛」「魔術」「杜子春」「アグニの神」「仙人」「三つの宝」「白」の完成品と、「三つの指輪」未完品である。

そのほか、芥川生前は計画された童話集『三つの宝』には、「蜘蛛の糸」「魔術」「杜子春」「アグニの神」「三つの宝」「白」の六編が収録されている。

芥川の童話を論じるとき、どの作品は童話とするのに対して、論者によって違う。主な区分の特徴は、「仙人」はあるか、未完品を含むか、芥川の童話集『三つの宝』に収録されるか、子供向けの雑誌『赤い鳥』に収録されるか。

そのなか、『三つの宝』の中の作品は芥川が自分で選んだのから、童話に数える問題ない。そして、児童雑誌『赤い鳥』の作品はもちろん童話である。「仙人」には、「オトギバナシ」という言葉がある。それは、芥川が児童文学を表すとき好んで使用した単語である。だから、童話とみるべきである。未完品は考察できないから、のぞくべきである。以上をまとめると、芥川龍之介の童話作品は『蜘蛛の糸』『犬と笛』『魔術』『杜子春』『アグニの神』『三つの宝』『仙人』『白』などの8篇である。

3.まとめ

芥川龍之介が日本の近代文学を代表する作家であるが故に彼の文学に対する研究は日本をはじめとして、中国や韓国、台湾などを中心とするアジア諸国で盛んに行われてきており、引いては欧米でも最近芥川龍之介文学に関する研究が最近一部見られている。

筆者は、中日には、芥川の作品について、ここ五十年間ぐらいの論文を調べると、萬以上の作品論の中で、芥川の童話にかかわる論文は、ただ百編ある。だから、筆者は新しい芥川像を求めるために、その角度を選んだ。その分野の研究に対して役に立てればいいと思う。

参考文献

[1]関口安義『芥川龍之介と児童文学』、地方·小出版流通センター2000年

[2]芥川龍之介『三つの宝』日本図書センター2006年

[3]司武治《论芥川龙之介的杜子春与中国古典文学》暨南大学2013年

[4]王亚「芥川龍之介の「杜子春」はどんな物語なのか―児童文学の視点から読み解く」北京外国语大学2015年

[5]李笑笑《芥川龙之介小说叙事视角初探》湖南师范大学2015年

[6]平野晶子「杜子春の選択「人間らしい、正直な暮し」とは何か」近代文化研究所紀要2016年

[7]沈韵「芥川龍之介の児童文学研究―「蜘蛛の糸」「杜子春」と「河童」を中心に」南京工业大学2016年

[8]吕家「芥川龍之介の児童文学における「真善美」―童話集『三つの宝』をめぐって」上海外国语大学2017年

(作者单位:延边大学)

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