日文提要

2020-12-01 17:22
东南文化 2020年1期
关键词:南京博物院炭化博物

『東南文化』2020年第1号主な論文の要旨

1.黍と粟の炭化した温度及び植物考古学の意味について(王 燦 呂厚遠)

要旨:北方畑作に関する研究には、黍と粟の比率は同じ遺跡或いは地域においてもプラントオパールによる比率は、炭化した植物遺物分析による比率と矛盾している。黍の種は炭化中に保存できる概率は、粟の種が炭化中に保存できる概率と異なり、ゆえに植物考古学統計分析に誤差が生ずる。これは以上の矛盾を生み出した主因だと考える。現代の黍の種と粟の種の炭化実験結果によって、黍は250度~325度との間に炭化したが、粟は270度~390度との間に炭化したことが分かった。それによって、遺跡に炭化した黍の種の保存概率は粟の種の保存概率より低い。浮選した結果を見れば、黍の種の数は実際より少なくなる。炭化した植物を持って、黍作と粟作などの畑作を検討する際に、プラントオパール方法による検討は不可欠だ。粟は黍よりアミロース含量が多く、その種の澱粉結晶構造は固く耐熱性もよいので、粟は黍より耐高熱性が高く、粟の炭化温度は黍より幅広い原因だ。

キーワード:黍 粟 炭化した種 炭化実験 プラントオパール 植物考古

2.山東済南章丘河西後李文化集落について(張 溯)

要旨:西河遺跡は現在まで三回発掘調査された。遺跡は面積が広く、典型的な後李文化集落だ。遺跡は川沿いで、季節性が見られ、引っ越ししやすいという特徴が現れる。遺跡内部の企画と小型経済単位そして漁猟採集は初級栽培と養殖との生業モデルに適する。西河人は半定住生活を送っており、小荊山遺跡の生業と異なる。

キーワード:西河遺跡 後李文化 集落形態 社会特性

3.今の博物館はどこに立つか?ICOM博物館定義の修正への観察(安来順)

要旨:21世紀以来博物館領域に呈している深刻的な変革、特に2015年UNESCOは博物館の提案書を認定したことによって、ICOMは2016年7月から史上九回目の博物館定義の修正を行った。これは業界に大きな反響を及んだ。3年間の激しい機論を通し、ICOM執行委員会は269個修正提案書から整えた新提案書草案は予想通りに2019年9月ICOM京都大会に定義修正に必要な法律手続きを完成させなかった。それを分析してみると、人々は新提案書に対して幾つかの疑問がある。主流博物館認知の修正は普遍的に認められるかどうか、UNESCO2015提案書の指導性意見と上手く融合できるかどうか、ICOM規制と潜在的に衝突するかどうか、一部博物館は国の法律と管理上に迷惑を掛けるかどうかなどの疑問があげられる。今回の修正はICOM史上において最も民主的な活動で、博物館伝統派と革新派との間に学術の衝突が生じた。いずれにせよ、理性と専門知恵を融合させる博物館定義は博物館の目標(なんの利益にサービスを提供する)と特定の行為対象とバランスを取るべきだ。これは理想を基にする使命的な宣言ではなく、一連の業務行為の組み合わせでもない。現在、ICOMは定義修正路線を新たに調整し2022年次回ICOMプラハ大会に最終的に広汎的に認められる新博物館定義を達成するようと努力している。

キーワード:博物館 新博物館定義 国際博物館協会 ICOM京都大会 UNESCO2015博物館提案書

4.文化と観光との融合を背景とする南京博物院の観光への貢献度について(南京博物院)

要旨:文化と観光との融合を基にして博物館がどのように地方観光業への貢献度を確実に認識し評価するに関する研究は空白だ。南京博物院は観光経済貢献度·観光印象貢献度·観光社会福祉貢献度という三つの面で、南京市観光業への貢献を分析した。2018年南京博物院は南京市に約16.20億元の観光収益をもたらし、GDPへの総合貢献度は26.973億元に達し、職位を数千個も創った。南京博物院は南京観光知名度と南京観光印象への好印象の向上に大いに貢献した。南京博物院は24個の主要な観光地の中に第2位になっており、社会貢献の経済価値は今約4億元に昇った。

キーワード:文化と観光との融合 ダーた分析 博物館 博物館評価 南京博物院 観光貢献度

5.国際視野の基に中国博物館観衆研究に関する若干問題ーー文献分析と実証調査による三角認証(周婧景林咏能)

要旨: 博物館は外部の変化と内在需要に応じて、公衆にサービスを的確に提供することは、博物館と公衆との“主従関係”の変革時代において更なる重要で、観衆に関する研究は行るべきだ。しかし、このような研究は我が国おいて、どこから始まるのは難しい。ゆえに、筆者は重要な文献を整理しながら、縦横両面から国際観衆研究の枠を組んだ。一方博物館に実証研究をする我が国の起点と優劣を考察する。我が国の観衆に関する研究は、観衆研究に対する認識不足で、関連部門はそれに対する認識に温度差があり、研究方法にも不備点があり、館内外の共同研究はうまく融合していないなどの要素の影響によって、一連の難問に直面している。我々は観衆研究を重要視すべき、研究レベルを向上させて、館内外共同研究方法を模索し、評価基準作りなどの面からこの難問を解けることが大事だと考える。

キーワード:観衆研究 観衆評価 三角認証 博物館教育 行為主義

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